以前私は由紀子の生活の困難さを
簡単に「感覚が過敏だから・・・」という言葉を使って表現していました。
でも、少しだけですが感覚統合理論を勉強してから
その感覚にもいろいろな種類があって、
その困難さにも全て原因があることが解かりました。
以前、「自閉症の特性(防衛体力)」に
聴覚が過敏な由紀子が時々大音響で音楽を聴いたりすると書きました。
そして、防衛体力に余裕ができたら
感覚を処理する体力に余裕ができるので
感覚の過敏さも緩和されるのではないか・・・と書きました。
それは、それで正しいと思うのですが、
他にも感覚の過敏さが緩和される原因はあるようです。
最近、買って読んだ「続々自閉っ子、こういう風にできてます。」の中に
こんなことが書いてありました。
感覚が過敏になる要素は
①脳機能の違いによって知覚の違いがあること
②感覚刺激について理解できないこと
③情動が不安定であること
(@_@;)げっ?!言葉が難しい!!
たとえば、由紀子の聴覚過敏に当てはめると
①絶対音感とかで、不協和音や嫌いな音がある
②自分が何故その音が嫌いなのか理解できない上に
その嫌いな音をどうして聞かなければならないのかが理解ができない
③いつ嫌いな音を聞かされるか、予測がつかなくて不安になったり、
他の要因で不安定な心理状態にある
って、事でしょうか?
①は機能的な問題なので、どうにもなりませんが
②と③が変わると感覚過敏反応は軽減できるとかも書いてありました。
ーーーーここからは本からの抜粋です。------
つまり、自閉症の人が、
感覚刺激を与えている人と関係が取れ、
与えられる感覚刺激に対する理解が深まり、
その様相がわかってくると、
安心して刺激を受け入れられるようになり、
感覚反応を起こしにくくなります。
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これには、納得!!です。
由紀子も深い信頼関係を結ぶことができた人とは
今まで絶対に無理だと思っていた事を
乗り越えられた経験があるからです。
逆に言えば、環境が変わったりすると
感覚は過敏になって、なおさら情緒が不安定になるというのも理解できます。
今までもずっと思っていたことなのですが、
由紀子にとっての環境の変化とは
支援してくれる人が変わるということなのかもしれません。
今回も長くなるので、
感覚の過敏の緩和について その2(自閉症の特性24)へ続きます。
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